2008-01-01から1年間の記事一覧

2008年を振り返って

2008年も残すところあとわずかとなりました。〈港の人〉も、今日から正月休みに入りました。 今年一年の〈港の人〉の出版活動を振り返ってみると、たくさんの書籍のなかでもやはり『雪の宿り 神西清小説セレクション』の出版が大きな出来事でした。 『雪の宿…

『トーキング・ボディ』

1月発売予定の新刊『トーキング・ボディ 英語からだ表現辞典』が出来上がりました。 人気イラストレーター牧野伊三夫さんによるイラストがかわいらしい一冊です。書店に並ぶのはまだ先ですが、注文・予約は受け付け中です。 http://www.minatonohito.jp/boo…

読書への手引き書

そろそろ年末の時期に差しかかっています。休みの間にゆっくり読書でもしようと、書店で本を物色している人も多いのではないでしょうか。私の場合、どんな本がいいかと探している際に目につくのは、いわゆる「書評本」など、読書への手引きとなる書籍です。…

amazonでの『樹上の猫』の取り扱いについて

本のオンラインショップとして有名なamazonでは、最近「なか見!検索」というサービスがよく利用されています。 これは、amazonの紹介ページに本の情報を載せる際、表紙の画像だけではなく、目次ページや本文なども画像として掲載し、読者の方に本の中身を見…

牧野伊三夫さん

本日は、原宿にあるHB Galleryで行われている、牧野伊三夫さんの展覧会「画草」を見に行ってきました。ドローイングや版画など、とてもすてきな作品ばかりでした。 また、会場には牧野さんが絵を手掛けた雑誌や本がたくさん置いているのですが、なかでも私が…

NABI

鎌倉の御成通りから少し入ったところにある雑貨屋さん〈NABI〉では、雑貨だけではなく、本や雑誌も取り扱っています。書棚には、思わず手に取りたくなるようなおしゃれな本がたくさん並んでいます。雑誌、料理本、エッセイ集、詩集など、さまざまなジャンル…

『賢治童話を読む』

『賢治童話を読む』(関口安義)ができあがりました。 http://www.minatonohito.jp/products/082_01.html 07年6月の『若松賤子 黎明期を駆け抜けた女性』(尾崎るみ)から始まった〈港の人児童文化研究叢書〉も、これで3冊目となります。港の人では、学術書…

『最後のロマン主義者』

一年以上前に刊行した『最後のロマン主義者 イエーツ訳詩集』(W・B・イエーツ/W・H・オーデン/加島祥造著)ですが、最近書店からの注文が続いています。もちろん、一気に何十冊もというような動き方ではありませんが、定期的に注文がくるというのは既刊本…

『鎌倉広町の森』

『鎌倉広町の森はかくて守られた』が、「東京新聞」(12月14日)にて紹介されました。 http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081214/CK2008121402000101.html また先日は「毎日新聞」にて記事が載りました。 http://mainichi.jp/area/kanagawa/arch…

『雪の宿り』と岡崎武志さん

書評サイト「Book Japan」で、岡崎武志さんが書評を書いてくださいました。 (http://bookjapan.jp/search/review/200812/okazaki_takeshi_01/review.html) 岡崎さんには、以前にもブログで『光が射してくる』を取り上げていただき、その際にはとてもすてき…

港の人日記

ブログを始めました。 鎌倉の由比ガ浜にある出版社「港の人」の書籍を、ゆっくりと紹介していこうと思います。 http://www.minatonohito.jp/