2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

イエーツのこと

私がイエーツをきちんと読もうと思ったのは、ある一冊の本との出合いがきっかけでした。それは、『イェイツの詩を読む』という本です。この本は、詩人の金子光晴さんと英文学者の尾島庄太郎さんがそれぞれ訳したイエーツの詩と、各詩についてのふたりの対談…

最後のロマン主義者

加島祥造セレクションの1冊目である『最後のロマン主義者 イエーツ訳詩集』には、イエーツの数々の詩のなかから、12篇の訳詩、そしてイエーツに関するエッセイ、W・H・オーデンによるイエーツの死を偲ぶ詩の翻訳が収録されています。これらは、加島さんが長…

amazon

amazonの「なか見!検索」機能で、『トーキング・ボディ』の内容を見ることができます。本文や索引ページなどを見ることができ、本書の内容がよくわかると思います。近くの書店で見つからないという方、まずはどんな本なのか見てみたいという方は、ぜひご覧…

加島祥造さん

本日1月16日から28日まで、鎌倉駅西口にあるギャラリー壹零参堂さんにて、加島祥造さんの個展「加島祥造―墨彩画展 鎌倉3」が開催されています。墨彩画の展示の他、〈港の人〉から刊行している「加島祥造セレクション」の販売もしておます。ぜひご来場くださ…

自費出版のこと

〈港の人〉では、一般書の出版の他に自費出版も手掛けています。ただし、自費出版といってもさまざまな形があります。自費出版でも書店で売りたい、という方には、編集方針に関してアドバイスするだけではなく、どのように売っていくかを話し合いながらつく…

装幀のこと

新刊『トーキング・ボディ 英語からだ表現辞典』ですが、この本の表紙、そして本文中の絵はイラストレーターの牧野伊三夫さんに描いていただきました。昨日の日記や〈港の人〉のHP等では、黄色い帯をつけた表紙画像を載せましたが、帯を取るとまた違った印象…

『トーキング・ボディ 英語からだ表現辞典』

『トーキング・ボディ 英語からだ表現辞典』が発売になりました。今週末あたりから、書店にも並びはじめると思います。ビーケーワン、amazonではすでに販売されています。 http://www.bk1.jp/product/03075383 本書は、人間のからだの部位をつかった比喩表現…

本屋で見つけた風景 その2

前回の日記に引き続き、書店で見つけた〈港の人〉の本のことを書きます。 写真は、東京駅のすぐ近くにある東京八重洲ブックセンターさんに置かれていた、『鎌倉広町の森はかくて守られた』です。4階の「政治学」のコーナーで平積みされていただけでなく、弊…

本屋で見つけた風景 その1

仕事柄、普段から本屋を見つけるとついつい覗いてみたくなります。そして本屋に入って最初にすることは、〈港の人〉の書籍が置いてあるか、どんな場所にどんな形で置いてあるのかを確認することです。品揃えのいい書店なのに自分のところの本は置いていなく…

荒川洋治さん

正月休みの間に書店をのぞいてみると、詩人の荒川洋治さんの最新エッセイ集『読むので思う』(幻戯書房)を見つけました。「あ、新刊が出ているのだな」と思って奥付を見てみると、発行日は11月11日。1ヵ月以上も気付かなかったことに少し驚きながら、本を…

謹賀新年

明けましておめでとうございます。昨年はたくさんの方々にお世話になりました。 2009年の〈港の人〉の出版活動は、『トーキング・ボディ 英語からだ表現辞典』の刊行から始まる予定です。年末に本ができあがりほっとしていましたが、書店への営業、マスコミ…