2011年 仕事始め


お正月休みも終わり、港の人では今日から仕事始めです。昨年はたくさんの方々にお世話になりました。今年も何とぞよろしくお願いします。



さて、新年早々うれしいお知らせです。発売されたばかりの「ダ・ヴィンチ」2月号で『きのこ文学名作選』が、「短歌」1月号で『鈴を産むひばり』が紹介されました。「ダ・ヴィンチ」に掲載されたのは、「この本にひとめ惚れ」のコーナー。このコーナーの趣旨は、コピーライターの糸井重里さん、アートディレクターの秋山具義さん、ダ・ヴィンチ編集長が、それぞれ「ひとめ惚れ」した本を選ぶ、というもの。『きのこ文学名作選』は「ダ・ヴィンチのひとめ惚れ」として紹介していただきました。



*「ダ・ヴィンチ」2月号、201ページ



また、角川書店から発行されている月刊誌「短歌」1月号では、『鈴を産むひばり』の書評が掲載されました。評者は山田航さん。「現代短歌の新しいステージを切り開ける可能性に満ちた、エポックメイキング的な一冊」と評してくださいました。また、本誌では新春座談会「われわれは生き残れるか? 本音で語る短歌の未来」(小島ゆかり、坂井修一、穂村弘吉川宏志、石川美南)という記事も掲載されています。若い歌人のあり方はどう変わっていくのか、電子書籍のなかで歌集はどうあるべきか、といった問題をテーマにした、とても興味深い座談会記事でした。



*「短歌」1月号、212ページ