2010-01-01から1年間の記事一覧

2010年もお世話になりました。

【港の人 2010年刊行書籍】 『W. D. スノッドグラス詩集』(W. D. スノッドグラス著/新倉俊一、西原克政訳) 『アメリカのライト・ヴァース』(西原克政著) 『自然の中に、人との出会いに』(塚本智子著) 『曠野と演劇』(上田美佐子著) 『近代日本方言…

『きのこ文学名作選』が紹介されました!(「産經新聞」「中日新聞」)

「産經新聞」12月26日朝刊の読書欄で、往来堂書店店長の笈入建志さんが、「今年 私の3冊」として『きのこ文学名作選』を紹介してくれました。記事はこちらで見ることができます。11月末に刊行したばかりの本を2010年の「今年の3冊」として選んでいただける…

『鈴を産むひばり』書評のご紹介/「朝日新聞」「週刊新潮」「すばる」「週刊読書人」

*写真は「すばる」12月号から 先日の日記でお伝えしたとおり、このたび『鈴を産むひばり』の第二刷ができあがりました。ここ2カ月ほど、さまざまな媒体で書評も掲載されましたが、客注品の対応に追われて書評をきちんと紹介できなかったので、これを機に改…

光森裕樹『鈴を産むひばり』を増刷しました!

光森裕樹さんの第1歌集『鈴を産むひばり』の第2刷が、このたび出来上がりました。今年の8月に刊行後、さまざまな媒体で書評等が掲載され、あっという間に初版の1000部が無くなってしまいました。もちろんまだ書店に並んでいる分は残っているわけですが、…

「にょきにょき きのこブックス」フェア開催中(青山ブックセンター本店)

『きのこ文学名作選』が刊行されてまだ一カ月も経っていませんが、読者の方々や書店から、様々な反響が届いています。本日(12月16日)発行の「中日新聞」でも、飯沢耕太郎さんの取材記事が掲載されたそうです。今回の取材をされた記者の方は、普段は藤沢在…

飯沢耕太郎コラージュ展 ストーンタウン・グラフィティ(森岡書店)

茅場町にある森岡書店で、明日(13日)から、『石都奇譚集 ストーンタウン・ストーリーズ』(サウダージ・ブックス+港の人)の刊行記念展「飯沢耕太郎コラージュ展 ストーンタウン・グラフィティ」が開催されます。飯沢さんがザンジバル島への旅の最中に即…

トークイベント「きのこが好き。本が好き。」無事終了しました。

これまでこちらの日記やTwitterなどで宣伝してきた、古書信天翁でのトークイベント「きのこが好き。本が好き。」(4日)は、このたび無事終了しました。当日はほぼ定員に近い人数が集まり、盛況のうちに幕を閉じることができました。ご出演いただいた飯沢耕…

トークイベントのお知らせ

『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編/港の人発行)刊行記念トークイベント きのこが好き。本が好き。 出演 飯沢耕太郎(聞き手 南陀楼綾繁) 現代日本を代表する写真評論家・飯沢耕太郎さんのもう一つの顔、それは〈きのこ文学研究家〉。 書肆くさびら堂主…

いよいよ明日! トークイベント「きのこが好き。本が好き。」

さて、いよいよ明日(4日)14時から、『きのこ文学名作選』刊行記念トークイベント「きのこが好き。本が好き。」(@古書信天翁)が開催されます。当日いらっしゃった方は立見になってしまうかもしれませんが、まだ少し残席がございます。会場となる古書信天…

流水書房青山店

先日、久しぶりに流水書房青山店に行ってきました。以前この日記でもご紹介した元広尾店の文芸担当Aさんがいらっしゃるということで、あいかわらず凝った棚が展開されています。広尾店のときよりさらにパワーアップしているようです。 新刊『きのこ文学名作…

往来堂書店(千駄木)での〈港の人フェア〉

*イベントのチラシ置き場にも、こっそりきのこが…。 『きのこ文学名作選』の刊行を記念して、千駄木の往来堂書店にて〈港の人フェア〉が開催中です。12月4日(土)に『きのこ文学名作選』刊行記念トークイベント〈きのこが好き。本が好き。〉を開催する古書…

新刊『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)

*帯とカバーを取るとこうなります。 *目次と本とびら。 新刊『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)ができあがりました! 本書は、写真評論家であり、近年はきのこ文学評論家としても活躍している飯沢耕太郎さんが編んだ「きのこ文学」傑作アンソロジー本で…

飯沢耕太郎『きのこ文学名作選』刊行記念展 きのこdeいっぷく

新刊『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)の見本がようやくできあがりました。祖父江慎(コズフィッシュ)さんによる手の込んだ造本がうまく仕上がるかどうか、できあがるまでドキドキしていましたが、無事きれいに仕上がったようでほっとしました。来週に…

「これからの演劇と劇場について話し合う」会

港の人では、今春、両国にある劇場シアターX(カイ)の支配人、上田美佐子さんの初のエッセイ集『曠野と演劇』を刊行しました。おかげさまで、さまざまな反響をいただいております。さて、本書の刊行を記念して、11月27日(土)に シアターXにて「これからの…

リブロ渋谷店での『きのこのほん』フェア

この日記でも何度か取りあげているリブロ渋谷店。いつもお世話になっている書店ですが、ここ最近は仕事で忙しかったこともあり、あまりお店に顔を出せずにいました。そこで、先日『きのこ文学名作選』の案内のために久々にお店に訪れたのですが、芸術書棚に…

飯沢耕太郎さん関連イベント

先日の日記で告知したように、新刊『きのこ文学名作選』の刊行を予定して、12月4日(土)、日暮里の〈古書 信天翁〉にて飯沢耕太郎さんと南陀楼綾繁さんによるトークイベント「きのこが好き。本が好き。」を開催します。こちらのブログでも書かれているよう…

書店訪問/旅の本屋のまど(西荻窪)とBOOKSルーエ(吉祥寺)

*旅の本屋のまど(西荻窪) *ザンジバルの写真が入ったPOP付きで『石都奇譚集』を置いてもらっています。 土曜日は、遊園地再生事業団の公演「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」を見に、高円寺に行って来ました。「眠り」をテーマにし…

新刊『石都奇譚集』飯沢耕太郎

10月の新刊『石都奇譚集(せきときたんしゅう)』(飯沢耕太郎著)ができあがりました。本書は、現代を代表する写真評論家・飯沢耕太郎さんが、東アフリカの隆起珊瑚の島ザンジバルへの旅の日々を描いたアフリカ紀行。「ストーンタウン Stone Town」と呼ばれ…

一箱古本市と新刊書籍のご紹介

*岡崎京子さんによる挿絵(夏目雅子) 10月も半ばとなりました。先週末の3連休は、私は谷根千での一箱古本市や、横浜でのラテン・ビート映画祭に行ったりなどして過ごしました。一箱古本市はあいにくの雨でしたが、どのブースもずいぶんにぎわっていたよう…

書店フェア紹介〈田村隆一と「荒地」〉(ブックファースト新宿店)

書店でのフェアの紹介です。先日、河出書房新社から刊行予定の『田村隆一全集』全6巻(長谷川郁夫責任編集)に先駆けて、KAWADE道の手帖『田村隆一 20世紀詩人の肖像』が刊行されましたが、本書の刊行に合わせて、ブックファースト新宿店文芸コーナーで、〈…

「非実用書」棚(オリオン書房ルミネ店)

先日、10月の新刊『石都奇譚集』の営業で、都内の書店をまわってきました。今回は、前から行きたいと思っていた立川のオリオン書房を初めて訪ねました。 オリオン書房といえば同じく立川駅近くにあるノルテ店が有名ですが、今回はルミネ店で見つけたおもしろ…

連続映画講座「キューバの作家たちと映画」第1回〈G・カブレラ=インファンテと映画『P.M.』〉その2

*今福さん制作の資料より。 いつの間にか1週間以上もたってしまいましたが、前回の日記に引き続き、20日に行われた「キューバの作家たちと映画」第1回の内容について、少し補足をしておきます。 まずは当日の流れについて。参考上映の後、G・カブレラ=イ…

連続映画講座「キューバの作家たちと映画」第1回〈G・カブレラ=インファンテと映画『P.M.』〉その1

*サウダージ・ブックス入口(この写真は以前撮影したものです)。 *サウダージ・ブックスのデッキから。 *当日の様子。 先週月曜日(9月20日)葉山のブックサロン、サウダージ・ブックスにて、連続映画講座「キューバの作家たちと映画」第1回〈G・カブレ…

今福龍太選書フェア「砂漠と書物」(じんぶんや第64講・紀伊國屋書店新宿本店5F)

書店での選書フェアのご紹介です。紀伊國屋書店新宿本店5階にて、「じんぶんや第64講 今福龍太選「砂漠と書物」」フェアが開催中です。「じんぶんや」とは、2004年9月から紀伊國屋書店新宿本店5階売場で展開されている、コーナー棚のこと。編集者、学者、評…

「朝日新聞」短歌時評(歌集『鈴を産むひばり』光森裕樹)

9月20日(月)「朝日新聞」朝刊の短歌時評で、歌集『鈴を産むひばり』(光森裕樹)が紹介されました。歌人の田中槐さんが、本歌集を取り上げてくださいました。 この時評では、『鈴を産むひばり』は、一昨年の「角川短歌賞」を受賞した新鋭歌人の第一歌集と…

連続映画講座「キューバの作家たちと映画」(第1回)

[ 9月も半ばとなり、ようやく秋の気配が感じられるようになってきました。9月、10月の新刊書籍の情報もHPに更新しましたので、ぜひご覧ください。さて、今週末には3連休が控えていますが、連休最終日の20日(月・祝日)には、港の人も協力している、あるト…

リブロ渋谷店での「文芸グルーヴ」フェア

前回の日記に引き続き、書店でのフェアのご紹介です。先日リブロ渋谷店に寄ったところ、ちょうど文芸誌5誌(「群像」「新潮」「すばる」「文學界」「文藝」)の編集部による選書フェア「文芸グルーヴ」が始まっていました。レジ前のスペースに、POP付きでず…

流水書房広尾店、最後の「読書」フェア

流水書房広尾店が、今週日曜日(12日)をもって閉店となることが決まったそうです。以前もこの日記で紹介しましたが、小さいながらも、文芸担当のAさんによる棚作りがとても魅力的な書店だったので、閉店の知らせを聞いたときは、本当にがっかりしました。 …

新刊紹介/歌集『鈴を産むひばり』光森裕樹

ブログの更新がずいぶん遅れてしまいました。9月に入ったというのに、まだまだ暑い日がつづいています。 さてこのたび、新刊として歌集『鈴を産むひばり』(光森裕樹)を刊行しました。歌人・光森裕樹さんの第一歌集です。光森さんは1979年生まれ、2008年に…

岡崎武志さんと『ドガ・ダンス・デッサン』

あいかわらず暑い日が続いています。港の人の夏休みは、13日から16日まで。月末には新刊の活版印刷による歌集の刊行が待っています。本の詳細はまた後日お知らせします。 さてずいぶん時間がたってしまいましたが、先月24日、雑司ヶ谷・鬼子母神通りの商店街…