書店訪問/旅の本屋のまど(西荻窪)とBOOKSルーエ(吉祥寺)


*旅の本屋のまど(西荻窪



ザンジバルの写真が入ったPOP付きで『石都奇譚集』を置いてもらっています。


土曜日は、遊園地再生事業団の公演「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」を見に、高円寺に行って来ました。「眠り」をテーマにしたこのお芝居、インタヴュー形式で舞台上で実際にカメラで撮影していたり、それらの映像が芝居そのものに大きくかかわってきたりと、とてもおもしろい作品でした。また、劇中で読み上げられていた文学作品もたくさんあり、いろいろと調べて読んでみたくなりました。


この日はせっかく高円寺まで来たので、近くの書店もいくつか覗いてみようと、まずは西荻窪にある「旅の本屋のまど」へ行ってきました。このお店は、その名の通り、旅に関する本を集めた本屋さんです。ちょっと気になる店名の「のまど」とは、英語で「遊牧民」という意味だそうです。


店内には、世界各国のガイドブックや雑誌、旅には欠かせない語学本、紀行文学、旅のエッセイ集など、あらゆる「旅」の本が揃っています。新刊だけでなく古本も扱っていたり、珍しい雑誌のバックナンバーが揃っていたりなど、他の書店では見る機会の少ない本もたくさん並べられています。また、一見旅とは関係がないように見える本も、手に取ってみるとどこかで旅のつながっていたり、本の並べ方もとても工夫されているのがよくわかります。


前から気になっていたお店でしたが、今回初めて『石都奇譚集』を置いてもらうことになりました。入り口付近の台に、POP付きで置いていただいています。本を眺めているだけで旅の気分が味わえる、すてきなお店ですので、ぜひ一度訪れてみてください。


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*BOOKSルーエの2階フロアに置いていただきました。




*「きのこ本VSトイレ本」フェアも開催中。


さてその後は吉祥寺へ。先日オープンしたジュンク堂吉祥寺店にも初めて行きましたが、あまりの人の多さに早々と退散し、近くのBOOKSルーエへ。こちらでは、2階フロアに『石都奇譚集』を置いてもらっているのですが、階段をあがるとすぐ目の前に置かれているのを発見。『石都〜』を発注してくださったHさんに挨拶をすると、「さっそく2冊売れましたよ」とのこと。まだ入荷して数日なのに2冊も売れるなんてすごい!と思わず興奮してしまいました。BOOKSルーエのHさんは、本書の案内を持ってうかがった際にも、すぐに「おもしろそうな本だなぁ」と反応してくれ、「この装幀がまたいい! 絶対この表紙を見せながら営業した方がいいですよ」とおっしゃってくれました。お店でもかなり目立つ場所に置いていただき、本当にありがたいことです。



そんなBOOKSルーエさんの2階フロアでは、現在「きのこ本VSトイレ本」なる怪しげなフェアも開催中です。『きのこ文学名作選』も、フェア展開中に間に合うといいのですが…。




【旅の本屋のまど】
住所 東京都杉並区西荻北3-12-10 司ビル1F
TEL&FAX 03-5310-2627
営業時間 12時〜22時
定休日 水曜日
http://www.nomad-books.co.jp/


【BOOKSルーエ】
住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-14-3
TEL 0422-22-5677
営業時間 9時〜22時
定休日 元旦
http://www.books-ruhe.co.jp/