書評

『生きとし生ける空白の物語』を紹介いただきました。

今年3月に刊行した姜信子さんの『生きとし生ける空白の物語』が、14日「読売新聞」で紹介されました。「沈黙に言葉を読みとる」と題された書評を書いてくださったのは、批評家の若松英輔さん。 この本は、エッセイ、小説といった紋切り型の形式には収まらな…

四方田犬彦詩集『わが煉獄』書評情報と刊行記念イベントのご案内

「現代詩手帖」4月号より 先日第2刷が出来上がったばかりの、四方田犬彦詩集『わが煉獄』。3月18日の「読売新聞」〈詩月評〉コーナーにて、詩人の野村喜和夫さんが『わが煉獄』を紹介してくださいました(記事は、読売プレミアムに登録されている方は、こち…

「本の雑誌」「早稲田文学」にて『胞子文学名作選』が紹介されました!

*「本の雑誌」3月号掲載「『胞子文学名作選』関係者座談会」 *「早稲田文学」7号掲載、田中美穂「世界は胞子からはじまる」 またまたうれしいお知らせです。「本の雑誌」と「早稲田文学」最新号にて、『胞子文学名作選』が紹介されました! 「本の雑誌」3…

「毎日新聞」「東京新聞」「中日新聞」で『胞子文学名作選』が紹介されました!

*どちらも「毎日新聞」2月2日 *「東京新聞」「中日新聞」2月2日 2月に入ってからも、『胞子文学名作選』はまだまだ胞子を拡散中です。2月2日の「毎日新聞」「東京新聞」「中日新聞」で『胞子文学名作選』が紹介されました! 「毎日新聞」では、その内容に…

「図書新聞」に今野真二先生のインタビュー記事が掲載されました!

ご紹介が遅くなりましたが、「図書新聞」1月11日号に、日本語学者の今野真二先生のインタビュー記事が掲載されました。今野真二先生は、弊社から4冊の日本語学の本『文献日本語学』『漢語辞書論攷』『ボール表紙本と明治の日本語』『『言海』と明治の日本語…

「東京新聞/中日新聞」で『やがて秋茄子へと到る』が紹介されました!

「東京新聞/中日新聞」11月9日(土)夕刊の「短歌月評」で、歌人の加藤治郎さんが堂園昌彦歌集『やがて秋茄子へと到る』を紹介してくださいました。こちらの記事では、先日発表された第59回角川短歌賞のこととともに、近刊の歌集として『やがて秋茄子へと到…

BSフジ「原宿ブックカフェ」、「福井新聞」にて『胞子文学名作選』が紹介されました!

原画展も好評開催中の『胞子文学名作選』、おかげさまでメディアでの紹介も続々と続いています。10月26日放送のBSフジ「原宿ブックカフェ」にて、そして10月27日の「福井新聞」でも本書が紹介されました。 「原宿ブックカフェ」は、10月からスタートしたBSフ…

「毎日新聞」で『やがて秋茄子へと到る』が紹介されました!

「毎日新聞」10月28日朝刊「短歌月評」で、堂園昌彦第一歌集『やがて秋茄子へと到る』が紹介されました。評者は歌人の大辻隆弘さん。一冊の歌集としての佇まいにも触れ、堂園昌彦さんの歌のもつ魅力を紹介してくださいました。 この歌集の収録歌数は、わずか…

「東京新聞」「週刊文春」で『やがて秋茄子へと到る』が紹介されました!

*「東京新聞」岡井隆氏「けさのことば」 *「週刊文春」穂村弘氏「私の読書日記」 9月下旬に刊行した、堂園昌彦さんの第一歌集『やがて秋茄子へと到る』。発売直後からご好評いただき、おかげさまでまだ発売後1か月もたたないうちに増刷が決定しました。第…

『忘れられない日本人移民』の書評が続きます。

先日、「読売新聞」「朝日新聞」等での書評情報をお伝えした岡村淳著『忘れられない日本人移民』。その後も続々と書評が掲載されています。正直これまでに出した本でもこんな反響は初めてかもしれません。本当にうれしいことです。 ◎「西日本新聞」7月7日/…

「読売新聞」に『忘れられない日本人移民』の書評が掲載されました!

なんと先週の「朝日新聞」に続き、今週は「読売新聞」に岡村淳著『忘れられない日本人移民』の書評が掲載されました。評者は、作家の角田光代さん。 角田光代さんは、本書に描かれた移民の方々の共通点を次のように述べます。「みな、ひっそりと存在している…

「朝日新聞」「中国新聞」に『忘れられない日本人移民』書評が掲載しました!

*「朝日新聞」6月30日書評(小野正嗣評) *「中国新聞」6月30日書評(川口隆行評) 先日、鎌倉にてドキュメンタリー映画『ブラジルの土に生きて』の上映会も行った岡村淳さんの著書『忘れられない日本人移民』、発売から2ヶ月近く経ち、新聞での書評や雑…

『人間総業記 知床ウトロ絨毯』が「週刊文春」で池澤夏樹さんに紹介されました!

*カバーの写真は、斜里町ウトロ海岸のオロンコ岩 今週発売の「週刊文春」2月14日号にて、昨年夏に刊行した『人間総業記 知床ウトロ絨毯』(小野寺英一著)が紹介されました! 紹介してくださったのは、作家の池澤夏樹さん。毎週執筆陣が交代する「私の読書…

書評『鳥の意思、それは静かに』『ボール表紙本と明治の日本語』

今年も残りわずかとなりました。今日は、今年刊行した書籍2点の書評をご紹介します。

橋口幸子さんのエッセイが「en-taxi」に掲載されました。

現在発売中の「en-taxi」第35号に、『珈琲とエクレアと詩人』の著者、橋口幸子さんのエッセイ「こんこん狐に誘われて 田村隆一さんのこと」が掲載されました。橋口さんが「en-taxi」にエッセイを書かれたこと、それも詩人・田村隆一さんとの思い出を綴ったエ…

『はじまれ 犀の角問わず語り』書評と〈サウダージ・ブックス〉フェアのお知らせ

「母の友」5月号に、姜信子さんの『はじまれ 犀の角問わず語り』の書評が掲載されました。評者は写真家の野中元さん。とても感動的な文章です。ぜひ読んでみてください。 在日三世として自らを「故郷を持たぬ旅人」と語る著者は、そうした民族や政治の内紛で…

「神奈川新聞」で詩集『転位論』が紹介されました。

「神奈川新聞」3月9日文化欄「神奈川の文化時評〈現代詩〉」で、中田敬二さんの詩集『転位論』が紹介されました。 「時評」の執筆者は、詩人の柴田千晶さん。H氏賞と中原中也小賞をそれぞれ受賞した若い2詩人(廿楽順治、暁方ミセイ)の詩集の他、88歳の中…

雑誌「CREA」4月号で『装幀のなかの絵』が紹介されました(作家・石田千「読書月記」)

先日、「クウネル」3月号で「原始のひかり」という文章を書いてくださった作家の石田千さん(「四月と十月」の同人でもあります)が、雑誌「CREA」4月号でも本書を紹介してくれました。 「読書月記」の「今月の3冊」として、『山川登美子歌集』(今野寿美編…

「東京新聞」「中日新聞」にて港の人の本が紹介されました。

「東京新聞」「中日新聞」3月5日夕刊の「本の現場から」という記事で、本作りにおける「こだわりの装丁」についての記事が掲載されました。ブックデザイナーの祖父江慎さん、雑誌『デザインの現場』本編集長の宮後優子さん、そして港の人・代表の里舘の取…

石田千さんと有山達也『装幀のなかの絵』

有山達也さんがアートディレクションをつとめる雑誌「クウネル」3月号で、『装幀のなかの絵』が紹介されています。作家の石田千さんが、「原始のひかり」というタイトルの文章を書いてくれました。 有山さんは、石田千さんの著書のうち、これまでに4冊の本…

東京堂書店での「港の人全点フェア」紹介記事

「週刊読書人」2012年1月27日号 「図書新聞」2012年2月4日号 紹介が遅くなってしまいましたが、現在東京堂書店にて開催中の「書物、さらなる海へ 港の人全点フェア」が、「週刊読書人」(1月27日号)「図書新聞」(2月4日号)にて紹介されました。 「図書新…

『装幀のなかの絵』書評とトークイベントのお知らせ

今日は朝から雪が降り、寒い一日となりました。一日都内の書店をまわってきましたが、さすがに寒さのせいか、書店のなかはもちろん、外にいる人たちもいつもより少なかったような気がします。 さて、有山達也『装幀のなかの絵』(四月と十月文庫3)の書評掲…

ウィリアム・メレル・ヴォーリズのこと

先日の「朝日新聞」(10月24日)夕刊「ニッポン人脈記」にて、米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズのことを紹介されていました。大阪の大丸心斎橋店や東京の山の上ホテル、その他国内外に1500もの建物を残したヴォーリズは、キリスト教伝道を兼…

紹介記事『珈琲とエクレアと詩人』と『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』、そして書店のこと

先週末のかまくらブックフェスタも盛況のうちに終了し、ここ数日はしばらくは脱力状態でした。が、ブックフェスタのことで手が回らなかった通常業務もたくさんあり、頭を切り替えて、黙々と仕事をしています。10月〜11月の新刊もいろいろと準備していますし…

「週刊新潮」で『珈琲とエクレアと詩人』が紹介されました!

毎週木曜の朝は、「週刊新潮」と「週刊文春」の読書欄その他をチェックするようにしているのですが、昨日の朝もいつものように2誌をチェックしていると、「週刊新潮」最新号の福田和也さんの連載コラム「世間の値打ち」に『珈琲とエクレアと詩人』の文字が…

書評情報『珈琲とエクレアと詩人』『きのこ文学名作選』

先日、重版分ができあがったばかりの新刊『珈琲とエクレアと詩人』ですが、「毎日新聞」5月15日(日)朝刊の「今週の本棚」で、本書の書評が掲載されました。短い記事ですが、本書を「「無言」の一冊だが、胸にしみるものがある」と評し、詩人・北村太郎を「…

「東京新聞」〈大波小波〉で『きのこ文学名作選』が紹介されました。

ここのところ、すっかりブログの更新が滞ってしまいました。気づけばもう2月も半ば。港の人では2011年に入ってからまだ新刊が出ていませんが、春以降に刊行予定の本をいろいろと準備しています。そろそろPR誌「港のひと」最新号の制作にも取りかかりたいの…

紹介記事『きのこ文学名作選』(「本の雑誌」「週刊文春」「週刊読書人」)

*「本の雑誌」2011年2月号 *「週刊文春」2011年1月27日号 *「週刊読書人」2011年1月14日号 『きのこ文学名作選』、ありがたいことに雑誌等での紹介記事が続いています。書店での反応も好調のようで、うれしい限りです。 * 「本の雑誌」2011年2月号では、…

書評&トークイベントのお知らせ

「毎日新聞」1月4日夕刊「読書日和」で、『きのこ文学名作選』が紹介されました。記事の担当は、本紙編集委員の岸桂子さん。本書の書影写真をカラーで載せていただき、「祖父江慎さんが手掛けたブックデザインにも「きのこ愛」があふれている」「本自体がき…

『きのこ文学名作選』が紹介されました!(「産經新聞」「中日新聞」)

「産經新聞」12月26日朝刊の読書欄で、往来堂書店店長の笈入建志さんが、「今年 私の3冊」として『きのこ文学名作選』を紹介してくれました。記事はこちらで見ることができます。11月末に刊行したばかりの本を2010年の「今年の3冊」として選んでいただける…