「本の雑誌」「早稲田文学」にて『胞子文学名作選』が紹介されました!



*「本の雑誌」3月号掲載「『胞子文学名作選』関係者座談会」



*「早稲田文学」7号掲載、田中美穂「世界は胞子からはじまる」


またまたうれしいお知らせです。「本の雑誌」と「早稲田文学」最新号にて、『胞子文学名作選』が紹介されました!


本の雑誌」3月号では、なんと『胞子文学名作選』関係者座談会と称して、弊社代表の里舘、本書の編集者である井上有紀さん、ブックデザインを手がけた吉岡秀典さん、そして印刷所のシナノ印刷営業の渡部さんが、『胞子文学名作選』どのようにしてできあがったのかを語っています。ここまで詳細に語るのか、と驚くくらい、本書の裏話や苦労話を語っているこの座談会、吉岡さんが書いた造本プランなども見ることができます。本当におもしろい内容ですので、本書をお持ちの方も、まだご覧になっていない方も、ぜひ読んでほしいと思います。「本の雑誌」3月号の特集は「造本・装丁は楽しい!」、他にも平野甲賀さんと日下潤一さんの装丁論対談や、多田進さんのインタビューなど、どれも読み応えのある内容です。


また近々発売の「早稲田文学」7号では、『胞子文学名作選』の編者、田中美穂(「蟲文庫」店主)さんが、「世界は胞子からはじまる」というエッセイを寄稿されています。そのタイトルからドキリとさせられますが、『胞子文学名作選』のことから、田中さんが愛する苔の魅力、胞子的生き方について書かれた傑作エッセイです。またこの号には、『胞子文学名作選』で装画・挿絵を手がけた松田水緒さんの絵も収録されています。


本の雑誌」と「早稲田文学」どちらも充実した内容ですので、書店で見かけた方はぜひご覧ください。