紹介記事『珈琲とエクレアと詩人』と『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』、そして書店のこと


先週末のかまくらブックフェスタも盛況のうちに終了し、ここ数日はしばらくは脱力状態でした。が、ブックフェスタのことで手が回らなかった通常業務もたくさんあり、頭を切り替えて、黙々と仕事をしています。10月〜11月の新刊もいろいろと準備していますし、港の人の新しい図書目録も近々出来上がります。また11月には新刊『ホロホロチョウのよる』の刊行記念イベントも企画していますので、ぜひ楽しみにしていてください。


さて、今日は港の人の本についての紹介記事2点をご紹介します。まずは『珈琲とエクレアと詩人』。現在発売中の「クロワッサン」10月10日号に、『珈琲とエクレアと詩人』の著者、橋口幸子さんのインタヴュー記事が掲載されています。『珈琲とエクレアと詩人』については、これまでもたくさんの書評記事を書いていただきましたが、著者インタヴューはこれが初めてとなります。この本が初めての著作となる橋口さんにとっても、もちろん初めてのこと。「北村さんの詩も不倫のことも知らずに読んでいただいていいんです。北村さんがどういう方だったのかを書きたかったんですから」という橋口さんの言葉。おだやかそうな顔をされた顔写真に加え、橋口さんと北村さんの関係を取材した、とてもいい記事となっています。ぜひご覧になってください。



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次は、8月に刊行した『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』(マーシャ・ブラウン/文と写真、谷川俊太郎/訳)の紹介記事。クレオンハウスで発刊している育児雑誌月刊クーヨン」11月号の書籍紹介ページにて、本書を紹介していただきました。また青山にある子どもの本の専門店「クレヨンハウス」でも本書を販売しています。


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さて最後に書店についてのご紹介。最近あまり書店営業にも行けずにいますが、このたび、表参道にある山陽堂書店さんでも港の人の書籍を扱ってもらえることになりました。『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』や『珈琲とエクレアと詩人』『淳之介の背中』など、お店の雰囲気に合った本を何冊か置いてもらっています。表参道と青山通りがぶつかる交差点にある、壁画が目印の書店さんです。お近くにお立ちよりの際は、ぜひお店を覗いてみてください。


また大阪・島本町にある長谷川書店では、現在店頭特集として〈手紙特集〉を展開中。「手紙がもっとたのしくなる本、小説家による文例集や、書簡体で紡がれる書簡小説など」を揃えているそうです。『あたまの底のさびしい歌』も置いてもらっています。おまけ企画として、お客さんによるお手紙の募集も行っているとのこと。なかなか関西に行く機会がありませんが、とても楽しそうな特集です。