オリオン書房ノルテ店にて「港の人フェア」開催中!






先日のガケ書房でのフェアに続いて、港の人創立15周年記念フェア第2弾のお知らせです。立川駅北口近くにあるオリオン書房ノルテ店文芸コーナーにて、「港の人、本とことば」フェアが始まりました。今年の4月に創立15周年を迎えたこともあり、もっといろんな場所で港の人のフェアを展開してみたいと考えていたところ、ノルテ店文芸担当の辻内さんが快く引き受けてくださいました。本フェアでは、詩集・文芸書を中心に、希少本、著者サイン本なども揃えています。地元の方々はもちろん、たくさんの人に港の人の本を手にとってもらえたらと思います。



また、このフェアを記念して、現代詩作家の荒川洋治さんによる特別講演会「文学とことば」の開催も決まりました。荒川洋治さんには、以前、北村太郎光が射してくる』を刊行した際にラジオ番組や雑誌等で何度も取り上げていただいて以来、とてもお世話になっています。「毎日新聞」で「大手には出せない先見性のある書物を刊行し感動を与える出版社」として港の人を取り上げてくれたこともありました。今回、15周年のフェアに関連したイベントを、と考えたときにまっさきに頭に浮かんだのが荒川さんによる講演会でした。港の人にとって大切な詩人北村太郎について、そしてこれからの詩について荒川さんのお話をうかがいたい、そう思ったのです。


果たして引き受けていただけるだろうかとドキドキしながらお手紙を差し上げたところ、「では北村太郎の『光が射してくる』を中心に、「文学とことば」について話をしましょう」とおっしゃっていただきました。下に、荒川さんから講演会のためにいただいたことばを紹介します。


詩人北村太郎(1922-1992)の未刊詩文集『光が射してくる』(港の人)は、文学の読者にとって、かけがえのない一冊である。この本を起点にして、「詩のことば」とは何か、「散文のことば」とは何かなど、基本的なことがらについても語ってみたい。(荒川洋治



荒川洋治さんの講演会「文学とことば」は7月15日(日)16時から。またとない機会ですので、ぜひご参加ください。「港の人、本とことば」フェアは7月末まで開催しています。


港の人創立15周年記念「港の人、本とことば」フェア
2012年6月8日〜7月末日
オリオン書房ノルテ店(文芸コーナー)
http://www.orionshobo.com/topix/story.php?page=3&id=2287


荒川洋治特別講演「文学とことば」
日時   2012年7月15日(日)午後4時〜(開場3時30分予定)
会場   オリオン書房ノルテ店ラウンジにて
     〒190-0012 立川市曙町2-42-1パークアベニュー3F
入場料  500円 *当日会場にてお支払いください。
参加方法 店頭・電話にて席のご予約をお願いいたします。
《店頭》オリオン書房ノルテ店中央レジサービスカウンター
《電話》TEL.042-522-1231(AM10:00〜PM9:00)
*当日は、講演会終了後に荒川洋治さんによるサイン会を行います。
http://www.orionshobo.com/topix/story.php?page=3&id=2286