新刊『児童文化と学校外教育の戦中戦後』





すっかりご紹介が遅くなってしまいましたが、新刊書籍のご案内です。6月末に、新刊『児童文化と学校外教育の戦中戦後』(加藤理、川勝泰介、浅岡靖央)を刊行しました。本書は、「叢書 児童文化の歴史」(全3巻)の第2巻。装幀は、「四月と十月文庫」のデザインも手がける青木隼人さん。


本叢書は、「児童文化」の誕生期ともいえる大正期から現代まで、各時代の児童文化を特徴づける重要文献を集め、解題とともに収録した本。さまざまな時代の児童文化論を読み解くことで、「児童文化」が歩んできた歴史とその意義をひもとくことができる叢書となっています。


第1巻『児童文化の原像と芸術教育』では、大正期から昭和12年まで、誕生期・黎明期における「児童文化」の変遷をたどりました。第2巻となる『児童文化と学校外教育の戦中戦後』では、戦前、戦中、戦後における重要な児童文化論35文献を収録し、激動の時代に「児童文化」がどのような道を歩んできたのかを明らかにしています。


完結編となる第3巻は9月に刊行を予定しています。