牧野伊三夫展、開催中


『僕は、太陽をのむ』の刊行を記念して、東京・銀座の森岡書店にて、牧野伊三夫展がおこなわれています。
昨日はトークイベント「牧野映像美術館」もおこなわれました。子ども時代の絵から現在にいたるまで、仕事として依頼されて描いた作品ではなく、ご自身の発想で描かれた絵、個展のために描かれた絵を中心にスライドで上映され、牧野さんの語りとともに披露されました。
早くも才能が爆発している小学生の頃の絵、多摩美術大学の卒業制作作品、鳥の声や、人が蕎麦をすする音を描いたスケッチなど、めったに見られない作品が紹介されたり、本ではモノクロで掲載された作品がカラーで投影されたり、また、ときどき牧野さんの赤ん坊時代、貧乏画家時代のポートレイトも差し挟まれ、終始、楽しげな雰囲気のまま時間が経っていきました。
本の販売のほか、牧野さんの版画、オブジェも含めた作品が展示・販売されています。会期は22日まで、20時までオープンしていますから、お仕事帰りにもどうぞ。




また、「牧野映像美術館」は、6月11日(土曜)、北九州市小倉での出版記念イベントでもおこなわれます。こちらは、特別ゲスト岡崎武志さんもお迎えして、さらに楽しい時間になると思いますので、ぜひお出かけください。詳細はこちら