書評 - 港の人日記

既刊本の書評掲載が続いています。

まずは『鎌倉広町の森はかくて守られた』が「日経新聞」（2月15日）で紹介されました。

また、『雪の宿り』の書評が「図書新聞」（2月21日号）に掲載されました。評者である浦雅春さんが、神西清の小説における「見る」という行為に着目した、鋭い書評を書いてくださいました。これまで出ている書評とはまた異なる視点から書かれた書評で、とても読みごたえのある内容です。

先日の「週刊ブックレビュー」での岡崎武志さん紹介による影響か、徐々にではありますが、『雪の宿り』の注文が続いています。大きな宣伝や営業ができない弊社のような出版社にとって、書評や紹介によって本が着実に動いていくのは、何よりうれしいことです。