19日のイベント


19日にジュンク堂池袋本店で行われた、万田邦敏さん(映画監督)と廣瀬純さん(龍谷大学教員)の対談イベントは無事終了いたしました。


トークは、「我々が万田さんに学ぶべきは“恥ずかしさ”についてである」という廣瀬さんの力強い宣言から始まりました。万田さんにとって「恥ずかしさ」とは何か。映画をつくるうえで「恥ずかしさを知る」とはどういうことなのか。そして恥ずかしさを知ったうえで、「恥を忍んでやる」ことの大切さについてなど、「恥」をテーマとして、熱いトークが展開されました。時おり教科書がわりの『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』を読み上げながら行われる廣瀬さんの扇動的な解説と、万田さんによる丁寧な答えによって、本当の授業のように白熱した1時間半になったと思います。質疑応答の時間でも、来場者の方から「映画のおけるフィクションとリアルとは?」「自主映画をつくるうえでの恥とは何か?」といった質問が投げかけられ、大変盛り上がりました。


ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。


これで本書関連のイベントはひとまず終わりとなります。一度自分たちの手から離れた本が、どのように受け入れられ、評価されていくのか。読者の方々の反応を楽しみに、今後の行方を見守っていこうと思います。



再履修とっても恥ずかしゼミナール

再履修とっても恥ずかしゼミナール

シネキャピタル

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