編集者・高崎俊夫さんのインタヴュー
知人から教えてもらい、「INTRO」という映画の情報サイトに、編集者の高崎俊夫さんのインタヴューが掲載されていることを知りました。高崎さんには、弊社のPR誌「港のひと」6号に北村太郎とドナルド・リチイについてのエッセイを寄稿していただいたり、11月の万田邦敏特集上映(at アテネ・フランセ文化センター)の際のトーク(黒沢清×万田邦敏)をお願いしたりと、いろいろとお世話になっています。
高崎さんは、最近では虫明亜呂無のエッセイ集『女の足指と電話機―回想の女優たち』やその続編となる『仮面の女と愛の輪廻』(どちらも清流出版)など、さまざまな映画本の編集を手掛けていますが、80年代には「月刊イメージフォーラム」誌の編集部に在席していました。『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』のもととなった、連載エッセイ「とっても恥ずかしゼミナール」や、「蓮實重彦現象」などの文章は、高崎さんが編集者として万田さんに依頼した文章だそうです。アテネのトークショーでも、当事者のひとりとして、万田さんや黒沢清さんの若かりし頃のエピソードや、当時の若い映画人たちがどのように蓮實さんから影響を受けたか、といったお話をしてくださいました。
このインタヴューでは、高崎さんのこれまでの仕事について詳しく話されているほか、蓮實さんについてのお話のなかで、『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』のことにも触れられています。
「INTRO」シネブック・ナウ特別篇「映画本編集者に訊く・高崎俊夫」
http://intro.ne.jp/contents/2010/01/13_1122.html
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