「港の人の本と古本」フェアのお知らせ(京都・ガケ書房)



ガケ書房入口に描かれた、ミロコマチコさんによるモグラの絵。




今年の4月14日に、港の人は創立15周年を迎えます。10周年記念に北村太郎光が射してくる』を刊行したのが2007年。あっという間に15年目に突入しました。15周年記念ということもないのですが、これを機に、今年は「港の人」という出版社をもっと知ってもらえる年にしたいと思っています。いろいろイベント・フェアなどを企画中ですので、ぜひ楽しみにしていてください。


まずは今月末からスタートする書店でのフェアをご紹介します。


4月28日(土)から3週間、京都市にあるガケ書房にて「港の人の本と古本」フェアを開催します。港の人がこれまで刊行してきた書籍と、古本ユニットricca +港の人編集部選書による古書を集めたフェアです。


ガケ書房は、港の人の本をいつも扱ってくれているだけでなく、『ホロホロチョウのよる』の著者ミロコマチコさんとも縁の深いお店。昨年はミロコマチコさんのライブペインティングも行いました。関西での「港の人」単独でのフェアは今回が初めて。去年の春、神戸の海文堂書店で夏葉社さんたちとの合同フェアを開催したとき以来です。新刊書籍だけでなく、古書、雑貨、CD まで扱うガケ書房さんならではのフェアにしよう、ということで、新刊と古書を組み合わせた「港の人の本と古本」フェアとなりました。


新刊コーナーでは、刊行書籍のなかからお勧めの本を多数出品、品切中の貴重な本も並べる予定です。また港の人代表の里舘による選書コーナーも設けます。古書コーナーのテーマは「港の人の本と併せて読みたい本」。北村太郎をはじめ荒地詩人たちの本など、港の人と関連する本を集め、一言コメントを載せたスリップで紹介していきます。また、当日は特製リーフレットも配布予定です。


ふだんはなかなか関西まで足を運べずにいますが、今回のフェアを機に、関西の人たちにも「港の人」という出版社を知ってもらえたら、と願っています。関西在住の方はぜひガケ書房にお越しください。「鎌倉にこんな出版社があるんだ」と知ってもらえるだけでも嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします!




ガケ書房 新刊&古本フェア
「港の人の本と古本」
4月28日(土)〜5月18日(金)

神奈川県鎌倉市にある出版社港の人がこれまで 刊行してきた書籍が一堂に会す3週間。また、古本ユニットricca +港の人編集部選書による古書フェアも同時開催。文芸好きの方は是非。


ガケ書房
住所 〒606-8286京都市左京区北白川下別当町33
   白川今出川上ル350m東側(京都の街の北東、銀閣寺方面です)
電話 075-724-0071
FAX 075-722-9403
営業時間 12:00 〜22:00(不定休、ライヴある日は通常営業をお休みします)
http://www.h7.dion.ne.jp/~gakegake/index.htm