高円寺「本の楽市」2012、無事に終了しました!



10月27日(土)、28日(日)に開催された高円寺「本の楽市」2012、2日目はあいにくの雨となりましたが盛況のうちに終了しました。私たち港の人は、座・高円寺阿波おどりホールで、出版社30社以上が集結した「本とアートの産直市」に参加しました。




先日の「かまくらブックフェスタ」では、私自身は運営にまわっていたため店番に立てませんでしたが、今回は2日間たっぷりとお客さんに接することができました。さすがに夜にはヘトヘトになったものの、いろんな方々と港の人の本についてお話しできて、とても楽しい2日間でした。


嬉しかったのは、本を手にした方々から「きれいな本が多いですね」「使っている紙がどれも内容にぴったりですね」と、装丁についての感想をたくさんいただいたこと。特に、『はじまれ 犀の角問わず語り』の装丁には、手にとった方みんなが驚いていました。それから、先日完結したばかりの「叢書 児童文化の歴史」全3巻が1セット売れたこと。こういう場所では学術書や値段の高いものは売れないかな、と思っていたので、じっくり中身を読んでいたお客さまに購入していただき、とても嬉しかったです。


真剣に本を吟味するお客さんの反応を見ながら「こういう風に港の人の本が読まれているんだな」と実感でき、書店を通しての販売とはまた別の喜びがあるイベントでした。「かまくらブックフェスタ」に限らず、今後もこんなふうに直接お客様と接する機会をもっと作っていきたいと思います。


「本の楽市」運営者のみなさま、一緒に出展されたみなさま、そしてご来場いただいたみなさま、2日間本当にありがとうございました!