第3回かまくらブックフェスタ開催のお知らせ



相変わらず暑い日が続いていますが、気づけばあと少しで9月に入ります。いつになったら秋になるやら、という毎日ですが、今年の秋は、港の人にとって新刊やイベントが目白押しの季節となりそうです。


港の人の秋の一大イベントといえば、一昨年から開催している「かまくらブックフェスタ」。第3回目となる今年は、9月22日(日)、23日(月・祝)の2日間に開催。会場は前回と同じ、KAYAと大町会館の2会場です。今年のテーマは「本にふれる」。新たな出展者も加わり、今年は絵本や美術書、写真集など、ビジュアル本も多く取り揃えています。手で見てふれる、そんな本の楽しさを存分に味わえるイベントにしたいと思います。ぜひ秋の鎌倉散策ついでに遊びにいらしてください。


かまくらブックフェスタでは、港の人の新刊『胞子文学名作選』(9月中旬発売予定/田中美穂編)も発売する予定です。苔、カビ、キノコ、シダ、海藻など、胞子によって生殖活動をする生物たちが登場する文学作品を集めたアンソロジー。こちらは、2010年に刊行し話題となった『きのこ文学名作選』の姉妹編ともいえる本。今回も奇想天外な本が出来上がりそうです。


かまくらブックフェスタの1日目(22日)には、本書の刊行を記念して、『胞子文学名作選』の編者である田中美穂さん(古本屋「蟲文庫」店主)と、前作『きのこ文学名作選』の編者、飯沢耕太郎さんのトークイベントも行います。また2日目(23日)は、via wwalnuts社として毎年本の出展もしている詩人の平出隆さんと、鎌倉在住のエッセイスト澁澤龍子さん(故澁澤龍彦夫人)とのトークを開催。どちらも本と作家をめぐる楽しいお話になるはずです。


まだ他にも9月の新刊などお知らせがたくさんありますが、徐々にお知らせしていきます。ぜひお楽しみに。


かまくらブックフェスタ公式サイト