新刊/ごとう早苗詩集『めぐりあい』が出来上がりました!






3月の新刊のご案内です。大阪で活躍する新鋭詩人、ごとう早苗さんの第一詩集『めぐりあい』です。孤独な女と男の出会いを演出するこの詩集の世界は、軽妙でやさしい言葉が心地よく響き、わたしたちの気持ちをうっとりと沈ませ、そしてほっこりと和ませてくれます。装幀は清水理江さん。池上夏生さんのイラスト「half moon」が印象的なカバーからは、ピンクの表紙がちらりと光っています。かわいらしく、小さな詩集です。


本詩集には、詩人で文芸評論家の倉橋健一さんの栞文も付いています。ごとう早苗さんは、長らく書籍や雑誌の編集に携わる傍ら、倉橋さんも講師をつとめる「岸和田市図書館の会・詩の教室」で本格的に詩を書き始めたとのこと。これまでにも手製の詩集は作っていたそうですが、本格的な詩集としては『めぐりあい』が初めての出版となります。男と女のひっそりと交わる関係を描いた、どこか幻想的なにおいのする詩集です。


あまり取り扱い書店は多くありませんが、店頭で見かけた際にはぜひ手にとってご覧ください。




『めぐりあい』
【著者】ごとう早苗
【造本】四六判/上製本/カバー装/本文96頁/栞文付
【定価】1,600円(本体価格・税別)
ISBN978-4-89629-270-1 C0092
http://www.minatonohito.jp/products/148_01.html