「週刊ブックレビュー」で『ブラジルから遠く離れて』が紹介されました。

先日お伝えしたように、NHK-BS2「週刊ブックレビュー」で、『ブラジルから遠く離れて1935-2000』が紹介されました。推薦者は作家の佐川光晴さん。『ブラジルから遠く離れて』はレヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』の手引書としてつくられた本ですが、佐川さん自身も、本書との出合いが『悲しき熱帯』を読むきっかけとなったそうです。20代の時に1年間ほど南米を旅していた佐川さんは、ブラジル紀行の名著として有名な『悲しき熱帯』を、あえて読まずにいたといいます。しかし、昨年刊行された『ブラジルから遠く離れて』に導かれて、初めて『悲しき熱帯』を読んだそうです。


難解なレヴィ=ストロースの世界に触れるための入門書として、本書をていねいに紹介してくださいました。


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「週刊ブックレビュー」HPの「これまで書評した本」というコーナーに、前回の放送分の簡単な紹介が載っています。番組をご覧になれなかった方は、ぜひこちらを覗いてみてください。私も番組を見ていろいろと考えさせられたことなどあったのですが、感想はまた別の機会に。。


週刊ブックレビュー:http://www.nhk.or.jp/book/review/index.html