書評『英国文化の巨人 サミュエル・ジョンソン』(「銀花」)



現在発売中の季刊「銀花」161号に、『英国文化の巨人 サミュエル・ジョンソン』の書評が掲載されました。

書店の息子として生まれ、苦学、事業の失敗を経て、詩人として頭角を現わした人。初の本格的な『英語辞典』編纂や多くの著作で、今日までその名を不動のものとしているサミュエル・ジョンソンは、十八世紀英国の知を代表する大物中の大物。(中略)本書には、「専門的知識が読めるよう」にとの「執筆者一同最大限の配慮」が行き届き、国も時代もかなたの文豪がぐっと身近に感じられてくる。
(季刊「銀花」161号)


「銀花」は、この号をもって休刊となり、40年にわたる歴史に幕を下ろします。「銀花」には、これまでに何度も港の人の本を取り上げていただきましたが、終刊号でも書評を載せていただき、とても感激しています。今号では、1号から160号までの総目次が収録されているほか、変種部による後記では、創刊からの休刊までの思いがつづられています。この編集後記は、文化出版局のサイトでも読むことができますので、ぜひご覧ください。(http://idebut.org/school/?jp=3801



季刊『銀花』(文化出版局
http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/02931032010/