「四月と十月」と「港の人」フェア(at 古書ほうろう)


*「四月と十月」第24号と『珈琲とエクレアと詩人』(港の人)




昨日の日記では東京堂書店でのトークイベントのお知らせをしましたが、今日は『えびな書店店主の記』(四月と十月文庫1)刊行記念フェアのお知らせです。6月26日(日)から7月末まで、〈「四月と十月」と「港の人」フェア〉と題し、「四月と十月文庫」を一緒に制作している美術同人誌「四月と十月」と港の人の本とを、一緒に展示販売します。フェアを行ってくださるのは、千駄木にある人気の古本屋、古書ほうろう。「四月と十月」も取り扱っているということで、今回のフェアの提案をしたところ、快く引き受けていただきました。


昨年末頃から、色々な書店でのフェアに参加させていただく機会が増えています。弊社の刊行書籍を取り上げた書店フェアとしては、古書ほうろうと同じく千駄木にある往来堂書店での「港の人」フェアTSUTAYA TOKYO ROPPONGIでの「装幀とことば from 港の人」フェア、神戸の海文堂書店での「小出版社の冒険」フェア(港の人、夏葉社、アルテス、クレイン)などがありました。また、現在仙台で開催中の「Book! Book! Sendai!」の関連イベントとして、小出版社の本を揃えたフェア「not major, but ... GOOD PUBLISHERS」ジュンク堂仙台ロフト店(他)にて開催中、弊社の本も加えていただきました。そして、大阪の長谷川書店では、弊社の本と夏葉社の本を並べた「小出版社の本棚」が出現中です。


こうして並べてみると、こんなにたくさんのフェアに参加できたのか、と思わず感動してしまいますが、今回の古書ほうろうでのフェアは、港の人としては今までのなかで一番規模が大きなものになるかもしれません。これまでのフェアでは出品点数は多くとも10〜15点くらいでしたが、今回はなんと50点以上の刊行書籍が並ぶ予定です。弊社では一般書籍の他に、日本語学・教育学などの学術書も手がけています。学術書に関しては、一般の書店ではあまり扱うこともないのですが、今回は「港の人という出版社ではこんな本も出しています」ということを知ってもらうために、普段見かけない書籍もいろいろと並べていただきます。



フェアの日程、詳細は以下の通りです。みなさま、ぜひ古書ほうろうにいらしてください。



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四月と十月文庫1『えびな書店店主の記』刊行記念
「四月と十月」と「港の人」フェア
会場 古書ほうろう(千駄木
2011年6月26日(日)〜7月31日(日)


この初夏、美術同人誌「四月と十月」と、鎌倉の出版社「港の人」が協力して刊行する新シリーズ〈四月と十月文庫〉がスタートしました。シリーズ第1弾『えびな書店店主の記』(蝦名則著)の刊行を記念して、千駄木の古本屋「古書ほうろう」で、「四月と十月」と「港の人」の刊行物を展示販売します。みなさまのご来店を、お待ちしております。


◎「四月と十月」画家・牧野伊三夫が中心となり1999年に創刊した美術同人誌。年に2回、新学期が始まる四月と、展覧会がはじまる季節の十月に刊行される(現在24号)。
◎港の人
古都鎌倉にある出版社。社名は、縁の深かった詩人、北村太郎の詩集『港の人』からいただいた。詩や文学を中心とした一般書と、日本語学、教育学などの学術図書を手がける。
◎『えびな書店店主の記』
全国に知られ、人気の美術古書店「えびな書店」(東京・小金井市)の店主蝦名則の、本・絵・音楽・旅をめぐるエッセイ集。こよなく本を、芸術を愛する店主の日々の活動録。(定価1,260円)



古書ほうろう
〒113-0022
東京都文京区千駄木3-25-5
tel./fax. 03-3824-3388
e-mail:horo@yanesen.net
http://www.yanesen.net/horo/
■営業時間■
月〜土 12:00 〜 23:00
日・祝 12:00 〜 20:00
毎週水曜日定休
*臨時休業 7月28日(木)
(イベント等のため、営業時間が変更になる場合もあります。ご来店の際は、HPなどでご確認ください。)
*フェア期間中の7月9日(土)、10日(日)は、ライター・編集者の南陀楼綾繁氏が古書ほうろうの帳場に立ちます(「ナンダロウアヤシゲのはじめてのみせばん」)。