今年もやります! かまくらブックフェスタ


みなさまご存知でしょうか。毎年秋におこなっている、かまくらブックフェスタ。今年も10月10日と11日、2日間にわたって開催いたします。おかげさまで第5回目になりました。
港の人が敬愛する出版社のみなさまに鎌倉にお集まりいただき、自慢の本を直接販売していただきます。出版社だけでなく、個人で活動しておられるかたがたの制作物や、古書等も並びます。
また、会期中はトークイベントも開催します。
10日は、小説家であり、じつは俳人でもある長嶋有さんと、昨年、港の人から句集「君に目があり見開かれ」を出版した佐藤文香さんが俳句について語り合います。題して、長嶋有×佐藤文香「俳句場外乱闘!?」。他では聞けないユニークな俳句談義が繰り広げられることでしょう。
そして、11日は、ブックフェスタ第1回から続く平出隆さんのトーク。今回、対談相手にお迎えするのは、編集者の郡淳一郎さんです。郡さんは、2012年から、雑誌「アイデア」に「オルタナ出版史」3部作を発表しておられます。これは、関東大震災以降の日本の出版の営みを大胆に切り取った、膨大にして詳細、そして、この上なく過激なプロジェクトです。via wwalnuts社として、出版のありかたそのものを問う活動を続けている平出さんとの対話がどのようなものになるのか、本好きならば必聴のトークになると思います。
今年は、昨年までとは会場を変わりますので、お気をつけください。鎌倉駅から徒歩10分、海まで5分、大仏まで15分の会場は、よく手入れされた庭もあり、今まで以上にゆったりとした気分でお楽しみいただきたいと思っています。
ブックフェスタ主催者として最大の自慢は、参加いただいた出展者のかたがたに、「ブックフェスタに来るお客さんは、本当に本が好きなんですね」と言っていただけること。こちらが一瞬たじろぐほど、本を愛し、本に詳しいかたがたと、今年もお会いできることを楽しみにしています。もちろん、鎌倉観光のついでに、お立ち寄りいただくのも大歓迎。準備万端整えてお待ちしております。

詳細はこちらをごらんください。チラシのダウンロードもできます。→「かまくらブックフェスタ」公式サイト

トークイベントのご予約の受付はすでに始まっています。ご希望のかたは、お早目にご予約ください。鎌倉駅西口「たらば書房」、そして、今年の出展者でもある大町の古書店「ブックスモブロ」、由比ヶ浜通りのコーヒー焙煎とカフェ「モデラートロースティングコーヒー」でも、チケットを販売しています。