「かまくらパン」発売記念選書フェア

刊行から1カ月経ちました「かまくらパン」。お店の情報を載せるだけでなく、読んでも楽しく、鎌倉に暮らすことの雰囲気が伝わる本にしたいという気持ちをこめて作りましたので、そこの点をほめていただくと、ついつい有頂天になってしまいます。文章を担当してくださったのは、鎌倉在住10年のライター、小出美樹さん。パンの味だけでなく、パン屋さんへ向かうまでの道のりの楽しさ、お店から漂うパンの香り、それぞれのパン屋さんの人間的な魅力を、五官を駆使した文章であらわしてくださいました。小出さんも、港の人スタッフも、本が刊行されたあと、以前にもましてあちこちのパンを食べ歩いて楽しんでいます。冬から春へと鎌倉野菜も入れ替わり、サラダやらスープやら、パン食の楽しみも広がる一方です。桜の季節も近づき、海の水もゆるんで、鎌倉散歩はこれからますます楽しくなってきます。どうぞみなさん、「かまくらパン」片手に、鎌倉へ遊びにいらしてくださいね。

さて、港の人のミニフェアをおこなっていただいた、パルコブックセンター吉祥寺店。引き続き「かまくらパン」にスポットあててフェアをおこなっていただいています。鎌倉を舞台にした小説やエッセイ、パンが登場するエッセイや小説、鎌倉にゆかりのある作家の本も並んでいます。吉祥寺にも、おいしいパン屋さんがたくさんありますね。本屋さんとパン屋さんをハシゴして、至福の時をお過ごしください!