活版印刷詩集プロジェクトのご案内


先日の日記で『草地の時間』(村野美優)の紹介をした際にも少し書きましたが、このたび港の人では、活版印刷による詩集の自費出版プロジェクトを始めました。


活版印刷詩集プロジェクトは、詩の言葉を大切にしたい気持ちと、文字文化を支えてきた技術への敬意、そして「物」としての本を作り続けたいという思いから始めた試みです。本文に金属活字による活版印刷を採用し、風合いのある用紙、糸かがり製本など、長く愛読される詩集となるよう造本にも心を配った詩集を制作いたします。


またこのプロジェクトは、若い詩人の方、まだ詩集を作ったことのない詩人に向けた、詩集作りのご提案でもあります。まずは一冊作ってみたい、という方のために、シンプルな装幀フォーマットをご用意しています。この基本フォーマットをもとに、それぞれの希望、要望を話し合いながら制作していくことができます。


本のあり方が大きく変わろうとする今だからこそ、港の人では、人の手仕事のぬくもりを大事にした詩集作りをめざしています。活版印刷に興味のある方、詩集を作ってみたいという方は、ぜひお声をおかけください。



詳細はこちらのページでご覧ください。
http://www.minatonohito.jp/project.html