書店

書店訪問/旅の本屋のまど(西荻窪)とBOOKSルーエ(吉祥寺)

*旅の本屋のまど(西荻窪) *ザンジバルの写真が入ったPOP付きで『石都奇譚集』を置いてもらっています。 土曜日は、遊園地再生事業団の公演「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」を見に、高円寺に行って来ました。「眠り」をテーマにし…

書店フェア紹介〈田村隆一と「荒地」〉(ブックファースト新宿店)

書店でのフェアの紹介です。先日、河出書房新社から刊行予定の『田村隆一全集』全6巻(長谷川郁夫責任編集)に先駆けて、KAWADE道の手帖『田村隆一 20世紀詩人の肖像』が刊行されましたが、本書の刊行に合わせて、ブックファースト新宿店文芸コーナーで、〈…

「非実用書」棚(オリオン書房ルミネ店)

先日、10月の新刊『石都奇譚集』の営業で、都内の書店をまわってきました。今回は、前から行きたいと思っていた立川のオリオン書房を初めて訪ねました。 オリオン書房といえば同じく立川駅近くにあるノルテ店が有名ですが、今回はルミネ店で見つけたおもしろ…

今福龍太選書フェア「砂漠と書物」(じんぶんや第64講・紀伊國屋書店新宿本店5F)

書店での選書フェアのご紹介です。紀伊國屋書店新宿本店5階にて、「じんぶんや第64講 今福龍太選「砂漠と書物」」フェアが開催中です。「じんぶんや」とは、2004年9月から紀伊國屋書店新宿本店5階売場で展開されている、コーナー棚のこと。編集者、学者、評…

リブロ渋谷店での「文芸グルーヴ」フェア

前回の日記に引き続き、書店でのフェアのご紹介です。先日リブロ渋谷店に寄ったところ、ちょうど文芸誌5誌(「群像」「新潮」「すばる」「文學界」「文藝」)の編集部による選書フェア「文芸グルーヴ」が始まっていました。レジ前のスペースに、POP付きでず…

流水書房広尾店、最後の「読書」フェア

流水書房広尾店が、今週日曜日(12日)をもって閉店となることが決まったそうです。以前もこの日記で紹介しましたが、小さいながらも、文芸担当のAさんによる棚作りがとても魅力的な書店だったので、閉店の知らせを聞いたときは、本当にがっかりしました。 …

藤沢の書店(有隣堂とジュンク堂)

*写真は有隣堂藤沢店/文芸書・紀行エッセイコーナー 先日、神奈川を中心に書店まわりをしてきました。川崎→藤沢→大船→戸塚→関内→桜木町→横浜の順で、書店の在庫状況を見たり、新刊・補充書籍の注文を取ったりなど。夏休み期間中ということで、どこの書店で…

「BIbliothèque」(ビブリオテック)で本の販売が始まりました。

先日紹介した原宿のブック・カフェ「Bibliothèque」にて、港の人の書籍が販売されています。こちらで扱っているのは、『再履修とっても恥ずかしゼミナール』『ブラジルから遠く離れて』『光が射してくる』『最後のロマン主義者 イエーツ訳詩集』の4点。お店…

青山ブックセンター六本木店

先日、青山ブックセンター六本木店に行ってきました。以前万田邦敏監督のトークショー&サイン会を開催してくれた書店さんです。映画コーナーに行くと、ずらりと並んだ蓮實重彦さんの『映画狂人』シリーズ(河出書房新社)のすぐ隣に、『再履修とっても恥ず…

書店紹介[流水書房 広尾店]

今年の4月頃から、以前よりも頻繁に書店をまわって歩くようになりました。港の人では、大手の出版社のように営業専門の部署などは設けていないため、私が営業担当として、編集や一般業務の傍ら、書店まわりなどをしています。他の仕事が忙しくなるとつい営…

「本の島」をめぐる対話vol.1 について

先週の日曜日(5月16日)は、青山ブックセンター本店で行われた、「本の島」をめぐる対話vol.1(管啓次郎×野崎歓×鄭暎惠)に行ってきました。昨年逝去された元青土社の編集者、津田新吾さんを追悼したブックフェア「本の島」をめぐって、津田さんと親交の深…

progettoさんのブログで紹介されました。

先日の日記で、川崎にある個性派書店progettoにて『再履修とっても恥ずかしゼミナール』『すべては映画のために!』を販売していただくことになった、と報告しましたが、このprogettoさんのブログで先の二冊のことが紹介されています。ぜひご覧になってくだ…

ブックフェア「本の島」青山ブックセンター本店

GW明けでついついぼんやりしてしまいますが、5月新刊の入校など、気づけば目の前には仕事が溜まっていました。5月は、演劇関係の本を一冊、日本語学の復刻本を一冊、そしてシリーズとして刊行してきた『近代日本方言資料集[郡誌編]』全8巻が、ついに完…

川崎の個性派書店「PROGETTO」

今日は、港の人の本を扱ってくれている書店「PROGETTO(プロジェット)」さんをご紹介します。PROGETTOとは、イタリア語で「デザイン全般」を表す言葉だそうで、その名の通りグラフィックからインテリア、建築まで、デザイン・ヴィジュアル関係の書籍、雑誌…

原宿のブック&カフェ「Bibliotheque」

原宿にあるブック&カフェ「Bibliotheque」のご紹介です。「Bibliotheque(ビブリオテック:図書室)」は、デザイン事務所:株式会社スーパースタジオが長年にわたり蒐集した蔵書を自由に閲覧できるよう公開した、ブック&カフェスペースです。ブルース・ウ…

リブロ渋谷店と『黒田三郎詩集』

先週は、できあがったばかりの「港のひと」7号をもって、都内の書店をいくつかまわってきました。それぞれの書店の特色を観察しながら、新刊の紹介や既刊本の補充をお願いしたり。書店営業は、書店員さんとお話しする貴重な機会です。 まずはリブロ渋谷さん…

「文藝春秋」とたらば書房

先週末に発売された「文藝春秋」10月号の、佐久間文子さんによる「本屋探訪」という記事のなかで、『ブラジルから遠く離れて 1935-2000』のことが紹介されています。 「本屋探訪」とは、毎回さまざまな本屋を訪れ、紹介する連載ページですが、今回は鎌倉駅西…

本屋で見つけた風景 その2

前回の日記に引き続き、書店で見つけた〈港の人〉の本のことを書きます。 写真は、東京駅のすぐ近くにある東京八重洲ブックセンターさんに置かれていた、『鎌倉広町の森はかくて守られた』です。4階の「政治学」のコーナーで平積みされていただけでなく、弊…

本屋で見つけた風景 その1

仕事柄、普段から本屋を見つけるとついつい覗いてみたくなります。そして本屋に入って最初にすることは、〈港の人〉の書籍が置いてあるか、どんな場所にどんな形で置いてあるのかを確認することです。品揃えのいい書店なのに自分のところの本は置いていなく…