2011-01-01から1年間の記事一覧

流水書房青山店のフェア「小沢書店の影を求めて」

6月5日の朝日新聞書評欄「本の舞台裏」に、流水書房青山店で開催中のフェア「小沢書店の影を求めて」の記事が掲載されました。1972年創業、2000年に倒産した小沢書店は、現在も編集者・文芸評論家として活躍する長谷川郁夫さんが社長をつとめた出版社。この…

「週刊新潮」で『珈琲とエクレアと詩人』が紹介されました!

毎週木曜の朝は、「週刊新潮」と「週刊文春」の読書欄その他をチェックするようにしているのですが、昨日の朝もいつものように2誌をチェックしていると、「週刊新潮」最新号の福田和也さんの連載コラム「世間の値打ち」に『珈琲とエクレアと詩人』の文字が…

書評情報『珈琲とエクレアと詩人』『きのこ文学名作選』

先日、重版分ができあがったばかりの新刊『珈琲とエクレアと詩人』ですが、「毎日新聞」5月15日(日)朝刊の「今週の本棚」で、本書の書評が掲載されました。短い記事ですが、本書を「「無言」の一冊だが、胸にしみるものがある」と評し、詩人・北村太郎を「…

関西の書店のこと3(大阪・長谷川書店)

*ほっと一息つくための本を集めた特集「こころの休憩室」(現在は終了) *特集「このば つむぐ 日々」 *写真はすべて長谷川書店島本店で撮影したものです(4月23日)。 さて、大阪の書店のうち最後にご紹介したいのは、島本町(水無瀬駅)にある長谷川書…

関西の書店のこと2(大阪)

GWを挟み、ブログの更新がすっかり遅くなってしまいましたが、引き続き関西で訪ねた書店のことを。今回は大阪の大型書店やブックカフェのことをご紹介します。 梅田駅付近の大型書店 大阪といえば、注目はまず先日オープンしたばかりの梅田のMARUZEN&ジュン…

関西の書店のこと1(神戸・海文堂)

朗読イベントなどもあり、すっかりブログの更新が遅くなりましたが、4月17日、18日、19日と、関西の書店をいくつかまわってきました。港の人では営業部があるわけではなく、普段は関東の書店をときどきまわっているくらいなので、なかなか地方の書店に行く機…

光森裕樹さんの朗読イベント「かじんのじかん」

本日24日14時半から、鎌倉のGALLERY Happy Go Luckyで第2回港の人ポエトリー・リーディング「かじんのじかん」を開催しました。出演は、若手歌人の光森裕樹さん。短歌の朗読では、先日第55回現代歌人協会賞を受賞した『鈴を産むひばり』に収録されたものか…

新刊『珈琲とエクレアと詩人』橋口幸子

このたび、新刊『珈琲とエクレアと詩人』(橋口幸子著)を刊行しました。本書は、詩人北村太郎の日々の姿や暮らしぶりを描いたエッセイ集です。著者の橋口幸子さんは、詩人の晩年に、不思議な縁で同じ鎌倉の家に暮らしたことがあり、その後も詩人と親しく交…

『鈴を産むひばり』が第55回現代歌人協会賞を受賞しました。

ここ3日ほど、神戸・大阪・京都の書店をまわってきました。いろんな書店や書店員さんとの出会いがあり、とても楽しい3日間でした。合同フェア〈小出版社の冒険〉を開催中の神戸の海文堂書店、飯沢耕太郎さんの旅のドローイング&コラージュ展を開催中の大…

美術同人誌「四月と十月」ときのこ談義

紹介が遅くなりましたが、4月1日に発行された美術同人誌「四月と十月」24号に、『きのこ文学名作選』の編者である飯沢耕太郎さんと、昨年『きのこのほん』(ピエ・ブックス)を出版した鈴木安一郎さんとによる「きのこ談義」の記事が掲載されています。記事…

神戸・海文堂書店での合同フェア「小出版社の冒険」

4月に入り、ようやく春らしい天気になってきました。鎌倉でも桜が咲き始めています。桜の季節には少し遅れるかもしれませんが、24日(日)には、小町通りのGALLERY Happy Go Luckyで歌人の光森裕樹さんのリーディングイベント「かじんのじかん」も行います。…

宮沢賢治からの手紙

先日の日記で宮沢賢治の手紙集『あたまの底のさびしい歌』の一部を紹介しました。この本は、宮沢賢治が家族や友人に宛てた手紙のなかから11通を選び出し、川原真由美さんの美しいイラストとともに再構成した一冊です。2005年に刊行した本ですが、改めて読み…

第2回港の人ポエトリー・リーディング「かじんのじかん」のお知らせ

このたび、昨年7月に行った港の人ポエトリー・リーディング「詩の時間をどうぞ」の第2回目を行うこととなりました。今回は、昨年8月に第一歌集『鈴を産むひばり』を刊行したいま注目の新鋭歌人、光森裕樹さんをお招きして、短歌のリーディングとトークを行い…

選書フェア「装丁とことば from 港の人」のこと

先日の日記でもお知らせしたとおり、TSUTAYA TOKYO ROPPONGIにて、弊社の選書フェア「装丁とことば from 港の人」が開催中です。詩集・エッセイ集などを中心に、「装丁」と「ことば」にこだわった書物13点が並べられています。それぞれの本には、装丁を手が…

選書フェア「装丁とことば from 港の人」(@TSUTAYA TOKYO ROPPONGI)

3月11日に発生した東北関東大地震、まだ混乱が続いています。鎌倉では地震直後から6時間近くにわたって市内全体で停電となり、どんどん暗くなるなかで、信号機も街灯も消え、電車もバスも止まってしまった鎌倉駅前ではかなり混乱した様子でした。幸い揺れに…

飯沢耕太郎×岸本佐知子トークイベント(青山ブックセンター本店)

*トークイベントの様子(青山ブックセンター本店で開催) 先週木曜日(17日)、青山ブックセンター本店で行われた、『きのこ文学名作選』刊行記念 飯沢耕太郎×岸本佐知子トークイベントは、盛況のうちに無事終了しました。公の場で二人で話されるのは今回が…

「東京新聞」〈大波小波〉で『きのこ文学名作選』が紹介されました。

ここのところ、すっかりブログの更新が滞ってしまいました。気づけばもう2月も半ば。港の人では2011年に入ってからまだ新刊が出ていませんが、春以降に刊行予定の本をいろいろと準備しています。そろそろPR誌「港のひと」最新号の制作にも取りかかりたいの…

トークイベント「キノコにうっとり。」飯沢耕太郎×祖父江慎(ジュンク堂新宿店)

先週金曜日(1月28日)に開催したトークイベント「キノコにうっとり。」飯沢耕太郎×祖父江慎(ジュンク堂新宿店)は、盛況のうちに無事終了しました。トークは、『きのこ文学名作選』のブックデザインについて、飯沢さんが祖父江さんから話を聞き出していく…

フリーペーパー「きのこの友」

さて、明日はいよいよトークイベント「キノコにうっとり。」当日です。すでに定員となってしまったため、予約の受付は終了してしまいましたが、予約をされた方はぜひ楽しみにしていてください。飯沢さんと祖父江さんが、どんなきのこトークを展開するのか、…

『きのこ文学名作選』刊行記念 飯沢耕太郎×岸本佐知子トークイベント(青山ブックセンター本店)

さて、今週の金曜(28日)は、ジュンク堂新宿店で飯沢耕太郎さんと祖父江慎さんによるトークイベント「キノコにうっとりが開催されます(予約はすでに締め切りました)。そして、さらに2月にも新たに刊行記念トークイベントを開催することになりました! 本…

紹介記事『きのこ文学名作選』(「本の雑誌」「週刊文春」「週刊読書人」)

*「本の雑誌」2011年2月号 *「週刊文春」2011年1月27日号 *「週刊読書人」2011年1月14日号 『きのこ文学名作選』、ありがたいことに雑誌等での紹介記事が続いています。書店での反応も好調のようで、うれしい限りです。 * 「本の雑誌」2011年2月号では、…

3連休のできごと

まだまだお正月気分に浸っていましたが、気づけば1月ももう3分の1が過ぎました。本当にあっという間です。昨日あたりから気温もぐんと下がり、外に出ると風の冷たさに悲鳴を上げそうになります。3連休は家にこもってのんびりしていましたが、最後の日く…

書評&トークイベントのお知らせ

「毎日新聞」1月4日夕刊「読書日和」で、『きのこ文学名作選』が紹介されました。記事の担当は、本紙編集委員の岸桂子さん。本書の書影写真をカラーで載せていただき、「祖父江慎さんが手掛けたブックデザインにも「きのこ愛」があふれている」「本自体がき…

2011年 仕事始め

お正月休みも終わり、港の人では今日から仕事始めです。昨年はたくさんの方々にお世話になりました。今年も何とぞよろしくお願いします。 さて、新年早々うれしいお知らせです。発売されたばかりの「ダ・ヴィンチ」2月号で『きのこ文学名作選』が、「短歌」1…