刊行書籍

新刊『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』を刊行しました。

新刊『目であるく、かたちをきく、さわってみる。』を刊行しました。本書は、アメリカの絵本作家マーシャ・ブラウン作、詩人の谷川俊太郎が翻訳した写真絵本の復刊本です。港の人にとっては初のオールカラー本。ブックデザインは有山達也さんが手がけていま…

新刊『児童文化の原像と芸術教育』(叢書 児童文化の歴史穵)

すっかり遅くなってしまいましたが、7月新刊書籍のお知らせです。このたび、「叢書 児童文化の歴史」(全3巻)の第1巻『児童文化の原像と芸術教育』(加藤理編)を刊行しました。「児童文化」の歴史と意義を検証する画期的な叢書の第一弾です。 本叢書は、…

新刊『えびな書店店主の記』蝦名則著(四月と十月文庫1)

*文庫本よりひとまわり大きいサイズです *カバーの紙を利用した〈四月と十月文庫〉オリジナル栞 このたび、新刊『えびな書店店主の記』蝦名則著(四月と十月文庫1)が出来上がりました。新刊書店でもそろそろ店頭に並んでいる頃かと思います。26日(日)…

新刊『珈琲とエクレアと詩人』橋口幸子

このたび、新刊『珈琲とエクレアと詩人』(橋口幸子著)を刊行しました。本書は、詩人北村太郎の日々の姿や暮らしぶりを描いたエッセイ集です。著者の橋口幸子さんは、詩人の晩年に、不思議な縁で同じ鎌倉の家に暮らしたことがあり、その後も詩人と親しく交…

光森裕樹『鈴を産むひばり』を増刷しました!

光森裕樹さんの第1歌集『鈴を産むひばり』の第2刷が、このたび出来上がりました。今年の8月に刊行後、さまざまな媒体で書評等が掲載され、あっという間に初版の1000部が無くなってしまいました。もちろんまだ書店に並んでいる分は残っているわけですが、…

新刊『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)

*帯とカバーを取るとこうなります。 *目次と本とびら。 新刊『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)ができあがりました! 本書は、写真評論家であり、近年はきのこ文学評論家としても活躍している飯沢耕太郎さんが編んだ「きのこ文学」傑作アンソロジー本で…

飯沢耕太郎『きのこ文学名作選』刊行記念展 きのこdeいっぷく

新刊『きのこ文学名作選』(飯沢耕太郎編)の見本がようやくできあがりました。祖父江慎(コズフィッシュ)さんによる手の込んだ造本がうまく仕上がるかどうか、できあがるまでドキドキしていましたが、無事きれいに仕上がったようでほっとしました。来週に…

書店訪問/旅の本屋のまど(西荻窪)とBOOKSルーエ(吉祥寺)

*旅の本屋のまど(西荻窪) *ザンジバルの写真が入ったPOP付きで『石都奇譚集』を置いてもらっています。 土曜日は、遊園地再生事業団の公演「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」を見に、高円寺に行って来ました。「眠り」をテーマにし…

新刊『石都奇譚集』飯沢耕太郎

10月の新刊『石都奇譚集(せきときたんしゅう)』(飯沢耕太郎著)ができあがりました。本書は、現代を代表する写真評論家・飯沢耕太郎さんが、東アフリカの隆起珊瑚の島ザンジバルへの旅の日々を描いたアフリカ紀行。「ストーンタウン Stone Town」と呼ばれ…

一箱古本市と新刊書籍のご紹介

*岡崎京子さんによる挿絵(夏目雅子) 10月も半ばとなりました。先週末の3連休は、私は谷根千での一箱古本市や、横浜でのラテン・ビート映画祭に行ったりなどして過ごしました。一箱古本市はあいにくの雨でしたが、どのブースもずいぶんにぎわっていたよう…

新刊紹介/歌集『鈴を産むひばり』光森裕樹

ブログの更新がずいぶん遅れてしまいました。9月に入ったというのに、まだまだ暑い日がつづいています。 さてこのたび、新刊として歌集『鈴を産むひばり』(光森裕樹)を刊行しました。歌人・光森裕樹さんの第一歌集です。光森さんは1979年生まれ、2008年に…

新刊紹介『曠野と演劇』(上田美佐子著)

遅くなりましたが、5月新刊『曠野と演劇(こうやとえんげき)』ができあがりました。東京・両国にある劇場シアターX(カイ)の芸術監督・演劇プロデューサーの上田美佐子さんによる、初のエッセイ集です。 シアターXは、1992年に両国に設立され、ポーラン…

新刊『自然の中に、人との出会いに』塚本智子著

もう4月になってしまいましたが、3月新刊書籍のお知らせです。このたび、前横浜共立学園校長の塚本智子さんによる学校礼拝奨励集『自然の中に、人との出会いに』を刊行いたしました。 横浜共立学園は、1871(明治4)年に設立された横浜山手の丘に建つ女子の…

新刊『W.D.スノッドグラス詩集』

2月の刊行書籍の2冊目は、『W.D.スノッドグラス詩集』です。訳者はアメリカ文学者の新倉俊一さんと、『アメリカのライト・ヴァース』の著者でもある西原克政さんです。新倉さんは、西脇順三郎の全集や定本全詩集のテクストの校訂をされているほか、エズラ・…

新刊『アメリカのライト・ヴァース』(西原克政著)

しばらくブログの更新が滞っていましたが、その間に2冊の新刊を刊行しました。一冊目は、『アメリカのライト・ヴァース』(西原克政著)。著者の西原克政さんは、『トーキング・ボディ』の著者でもあり、訳書に『世界の詩論』『アメリカ子供詩集』(どちら…

「週刊ブックレビュー」で『ブラジルから遠く離れて』が紹介されました。

先日お伝えしたように、NHK-BS2「週刊ブックレビュー」で、『ブラジルから遠く離れて1935-2000』が紹介されました。推薦者は作家の佐川光晴さん。『ブラジルから遠く離れて』はレヴィ=ストロースの『悲しき熱帯』の手引書としてつくられた本ですが、佐川さ…

『英国文化の巨人』の紹介記事

あっという間に2月になりました。ようやく暖かくなったと思ったら、どうやら今日は雪が降るようです。 一昨日は『英国文化の巨人』の執筆者の先生方との、出版記念パーティーに参加してきました。サミュエル・ジョンソンのことや、昨今の大学事情のこと、英…

mr.universe(ミスター・ユニバース)

『草地の時間』(村野美優)の装幀デザインをしていただいた関宙明さん(ミスター・ユニバース)のブログで、『草地の時間』のことや「活版印刷詩集プロジェクト」のことが紹介されています。http://www.mr-universe.jp/site/mt32/ 関宙明さんには、他にも『…

季刊「真夜中」(鼎談:蓮實重彦×黒沢清×青山真治)で紹介されました!

本日発売の季刊「真夜中」NO.8の、蓮實重彦さん、黒沢清さん、青山真治さんによる「映画長話」というコーナーで、『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』(万田邦敏著)が取り上げられました! 昨年出版された2冊の映画本『マッケンドリックが教える映画の…

ジョンソンの『英語辞典』名定義

昨日に引き続き、サミュエル・ジョンソンのことを少し。写真は、『英国文化の巨人』のなかの一頁です。本書の各章のとびら裏には、ジョンソンの名言・格言の抜粋が収録されています(写真がぼやけていて読みづらいかもしれませんが…)。 この他にも 「大事な…

サミュエル・ジョンソン

年明け気分も早々に、すっかりいつも通りの仕事に追われています。電話の応対をする際に「明けましておめでとうございます」という挨拶を掛け合うことで、かろうじてお正月気分を味わっています。 さて、新年2回目となる日記は既刊書籍についてのお知らせで…

新刊『金沢のふしぎな話2』(鈴木雅子)

12月の新刊書籍のご案内です。2004年に刊行した『金沢のふしぎな話 「咄随筆」の世界』の続編、『金沢のふしぎな話2 「続咄随筆」の世界』(鈴木雅子著)です。http://www.minatonohito.jp/products/095_01.html 前作『金沢ふしぎな話』は、郷土史家の鈴木…

新刊『草地の時間』(村野美優)

ずいぶん更新が滞ってしまいました。すっかり寒さが深まり、今週は関東でも雪が降るようです。余談ですが、先日会社の暖房が壊れてしまい業者の方に修理に来ていただいたのですが、なんと配電盤(?)のなかにヤモリが侵入し感電死していたため、ショートし…

万田邦敏監督のトークショー&サイン会

10月30日(金)にABC六本木店で行われた万田邦敏監督のトークショー&サイン会は、無事終了しました。 *左側が万田監督です。 聞き手に批評家/翻訳家の松井宏さんをお迎えして、約1時間にわたるトークを行いました。中学時代に書いていたという映画日記の…

新刊2冊の紹介

『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』(万田邦敏著)の話題ばかりが続いていますが、10月の新刊2冊も先日できあがりました。『英国文化の巨人 サミュエル・ジョンソン』(江藤秀一、芝垣茂、諏訪部仁編著)と、『文献日本語学』(今野真二著)です。 『英…

完成しました!

ついに『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』(万田邦敏)ができあがりました! http://www.minatonohito.jp/products/094_01.html 一年以上前から取り組んできた本です。何度もゲラをチェックし、無事に印刷所に校了した後も、できあがりを見るまでは落ち…

10月新刊

ご無沙汰しております。10月は新刊が4冊も続くため、9月は編集作業その他で慌ただしく過ごしていましたが、印刷所への下版(刷版・印刷にまわすこと)も終わり、ようやく諸々の作業が一段落しました。この日記でも何度か紹介している、映画監督・万田邦敏さ…

遂に…

『近代日本教育関係法令体系』(米田俊彦著)ができあがりました。 港の人にとっては、今年一番力を注いだ書籍ですが、B5判/函入/1064頁と、とても立派な本に仕上がりました。明治から戦後までの近代教育制度の全体像を通覧できる、初めての画期的な法令体…

きれいな本

ふと思いついて、ここ最近出た本を並べてみました。あまり写真の画質が良くないのが残念ですが、3冊を並べたところ、ピンク、イエロー、キミドリと、とてもカラフルな配色になりました。3冊とも別のデザイナーさんによるものですが、どれもきれいな本に仕…

刊行予定書籍のお知らせ

お盆休みも終わり、後半戦が始まりました。2009年下半期の港の人は、9月に刊行する『近代日本教育法令体系』から始まります。そして10月下旬には、港の人としては久々の映画の書籍が刊行されます。 その書籍とは、『再履修 とっても恥ずかしゼミナール』(万…